空に思えば ‐ ゴール手前で見える景色


図書館の階段の上り道の途中でチラリと見える空を見つけた。
小さく切り取られた空だが、故に空の無限の広がりを思い起こさせる。
階段を登りきる最後の手前では、細長く広がる空が見えた。
全て登りきってしまったら地上が見えてきてしまうのだけれど、
その一歩手前ではただ天上が広がるばかりなんだ。