サプライズの意味と豊かな人生

最近クオリアが気になって仕方ない。

茂木健一郎さんを最近知るようになって興味を持った。

もぎけんさん自体とてもおもしろい。
もぎけんさんは、クオリアを生涯を持って解明することを通し、
世の中の世界観を根底から刷新することを夢見ている。
日本人にはコペルニクスニュートンアインシュタイン
ように、世界観を覆すような発見をした人はいないという。
初の日本人として世界を変える人になると言うもぎけんさん。
まじでかっこいいと思う。

これからどんな人になりたいかと聞かれたら、
もぎけんさんと答えようかなと思っている。


クオリアとは、人の感情の質感のことらしいが、
よく分からない。確かに同じ感情にも違った質感はある。
もぎけんさん曰く、
クオリアとは脳から感情が生まれる謎を解明するもの。
脳という物質が非物質的な感情を生む不思議を解く
決定的な鍵であるということだ。


クオリアを考える上で、遇有性というものが重要だそう。
遇有性とは、規則性と不規則性が入り混じった状態のこと。
レギュラリティとサプライズと言い換えることができる。
遇有性を考えることは、人がどんな時にどのような感情を
持つかということを考えるということだと考えられる。

もぎけんさん曰く、遇有性を楽しめた時、つまり、
いつもと同じようなことの中にいつもとは違うことが起きて
それを心地よいと考えられた時、脳はドーパミンを出し、
もっとしたい、やりたいという感情を生み出すという。
従って、遇有性を楽しむことは人生を豊かにするということ
と考えていいということを仰っておられる。

サプライズがいつも自分にとっていいものとは限らないが、
サプライズは新たな発見につながることが多い。
今までに体験したことのないことなのだから、
なんなんだろうこれは、と興味を持ちやすい。
また、いつも同じことばかりが起こる単調な毎日では、
本当におもしろくないだろう。そんなことはないのだが。

サプライズを、いい悪い関係なく、
一端受け取りその意味を考え受け入れていくことが、
脳の成長、心の成長にとっていいものなのだ。


今後、この遇有性、そしてクオリアについて、
意識して生活すると共に、もぎけんさんのブログ、
講演会での話を参考にして、知見を広めていきたい。